妊活

妊活中は自律神経を整える!寝る前に睡眠の質を高める背骨ストレッチ

2022年1月30日

「妊活中は自律神経を整えて血流をよくしておきたい」

「しっかり睡眠や休養をとりながら妊活をしていきたい」

「不妊治療がうまくいくか不安でなかなか寝付けない」

妊活をしていく際に、体づくりの一環で自律神経や睡眠、血流を見直したいと考える方は多いです。その際には、睡眠や血流に関係する自律神経の働きを整えることが大事。



この記事では、妊活中に自律神経の働きを整えるべき理由とその効果を、解説しています。

実践方法を学び、妊娠しやすい体作りを進めていきましょう。

妊活中は自律神経を整える!寝る前に睡眠の質を高める背骨ストレッチ

妊活中に自律神経を整えるストレッチを行うべき理由

理由は、以下の3つ。

  • 妊活中は不安がつきもの。交感神経が昂りやすい
  • 妊活中は体のオン・オフにメリハリを
  • 自律神経を整えるためには背骨を整える

それぞれを具体的に解説していきます。自律神経を整えるための基礎知識を確認

妊活中に自律神経を整えることで身体のバランスを保つ

自律神経が乱れている状態はどのような状態か、また、どんな要因で乱れてしまうのかを確認した後、効果的なストレッチ方法を紹介します。

妊活中は、気持ちが焦る

妊活をすでに行っている方はもちろん、始めたての方も気持ちが焦ることが多いのではないでしょうか。ご相談いただくお客様の中には、不妊治療を進めているけどうまくいかず、ステップアップとなりどうなるのかと不安になっている方もいらっしゃいます。

その不安の気持ちは、交感神経を高める働きに影響するため、体が緊張状態になっていきます。特に筋肉の緊張がでると、体の前屈が硬くなっていたり、呼吸がしにくく、浅い呼吸になっていることがあります。

妊活中の自律神経の乱れは、筋肉のこわばりや、血流の乱れにつながりやすいため対処したい問題です。下記に自律神経が乱れているときに現れやすい症状をまとめます。

  • 体が硬くなる(前屈が硬い、背中に腕を回し指を組めない、、など)
  • 頭痛、肩こり
  • 不眠
  • 不安や緊張感
  • 全身のだるさ
  • 手足のしびれ
  • 吐気や多汗

自律神経を整えるためのメリット

自律神経の乱れにより、体の硬さや血流が滞りやすいこと、また、上記のような症状がでてしまうと体のリズムが整いにくくなることはわかると思います。

自律神経のバランスがよいと、ホルモンによる体の作用や内臓の働きを良い状態に保つことができます。卵子が育つことことから排卵まで視床下部や脳下垂体から分泌されるホルモンにより作用しますが、自律神経が司令塔となり視床下部に指示をだすことになります。よって、自律神経の働きが良好な状態であれば、卵子の発育から排卵は順調にいくことが推測できます。

不妊の排卵要因が考えられる場合、自律神経の働きについて考える必要があり、食事、睡眠、運動など生活リズムを調整することを提案することもあります。

寝る前にストレッチを行うと副交感神経の働きを整えられる

妊活中はストレッチを行うことをこちらの記事で紹介しています。都合のよい時間に実践できるとよいですが、夜寝る前に実践することを第一に推奨しています。就寝前にお風呂に入って体を温め、寝につく前に寝ながら行えるストレッチなどを行うことで、副交換神経を高めることがわかっています。

副交感神経は、睡眠時に優位に働くため良好な睡眠を確保するためには高めておきたいのです。入浴やストレッチにより体を温めておき、少しずつ自然に体温が下がることが入眠しやすい状況になります。

副交感神経を整えるのは、交感神経の働きをなだらかにすることでも可能です。背骨の両脇に交感神経幹が位置しており、背骨周りのストレッチを行うことで高まりすぎた交感神経の働きを調整することができるといわれています。

妊活中は体のオン・オフにメリハリを

妊活中は、血流や体温を整えようとする試みが推奨されることが多いです。血流や血圧、体温などのバイタルサインは自律神経の働きによって調整されています。よって、妊活中は、体の生命活動に関係する自律神経のバランスを整えるために、メリハリをつけることが大切です。

休日を過ごす際に、平日の疲れをとるために長時間寝る傾向の方がいます。長時間横になって寝ていると、自律神経から管理されている心臓は、寝た状態で過ごすことが過ごしやすい環境になるように血圧を調整することになります。すると、血圧が低くてよい状況になるため、起き上がったときに低血圧の状態になることがあります。

このように生活の中にメリハリがないと、体の生命活動に影響がでてくるため自律神経を整えるためにも休むときは時間を決めて休む。活動するときは、運動やストレッチなども取り入れながら過ごすという、静と動を織り交ぜる生活パターンを推奨します。

自律神経を整えるためには背骨を整える

妊活中に自律神経を高めるためにストレッチがよい理由についてまとめてきました。ここからは実践方法について紹介します。

その①:自律神経を整えるキャット運動

こちらの運動は猫のようなしなる動きを利用して背骨の柔軟性を引き出すための運動です。

背骨を意識して動かすことで、特に胸椎を整えると交感神経の働きを整えられます。胸椎の横には交感神経節というものがあり、胸椎を動かすような運動を行うことで過剰に高ぶっている状態を抑えていきます。

背骨と骨盤を整えるためのストレッチです。背骨と骨盤を動かすようなストレッチを行うことで、自律神経が近くに存在しているため、交感神経と副交感神経のバランスを整える効果を狙います。

  • 四つ這いになります(肩の下に手が、腰の下に膝が位置するように姿勢を整えます)
  • 腰を丸めるようにしながら背中全体を猫背になるように丸めます
  • 次に腰を反るように骨盤を動かしながら背中を反っていきます
  • 体を丸めるときは息を吸いながら。反るときは息を吐きながら行いましょう
  • この動きを5回連続で行いましょう

その②:呼吸が楽になる胸郭ストレッチ

自律神経を意識的に整えるためには、呼吸を意識することがもっとも手軽に実践できる方法です。呼吸は胸郭の柔軟性を高めると楽に行うことができます。その方法を以下の動画にまとめたので、ご覧いだき実践してみましょう。

ポイントは、腕の動きを利用して体をひねるような動きを作ります。胸郭の一部である胸椎は体をひねる動きに優れているためひねり動作を利用して柔軟性を整えるための運動です。

まとめ:妊活中は自律神経を整えて睡眠の質を高める

  • 妊活中は不安がつきもの
  • 妊活中は体のオン・オフにメリハリを
  • 自律神経を整えるためには背骨を整える

就寝前に取り入れやすいストレッチ方法をご紹介しました。妊活中に良いものをとりいれたいと思う気持ちが強くなると思います。実践しやすい内容かどうかも継続につながりますので、自分にあった方法をみつけながら赤ちゃんを待っていきましょうね。

現在、妊活中、不妊クリニック通院して不妊治療しながら経過をみているなど、体作りや対策方法についてなにか気になることがある方は、こちらの「公式Line」から気軽にお問い合わせください。

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  • この記事を書いた人

toru_ogara

仙台にある女性専用整体・ヘッドスパサロンの院長。女性の肩こり、腰痛、頭痛や頭皮に関する悩みについて年間約1000件のご相談を丁寧にカウンセリングのもと施術。体の根本改善を目指す方が楽しめる暮らしをサポート。 また、不妊・流産・切迫早産・帝王切開出産など自身の体験をもとにママになるためのプレコンセプションケアや産後の育児をみすえた体作りについてご案内。

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