不妊カウンセリング学会で定期的に勉強をしていると耳にする「がんと卵子凍結のお話」
女性のがんで死亡率が高いものは「大腸がん」。たまたまみつけた記事でのお話。若くして大腸がんをわずらい、将来をみこして卵子凍結を行い、抗がん治療を行いながら妊娠、出産を経験し、かけがえのない人生を駆け抜けたママ。こちらの記事をご覧になったことはありますか?
がんステージIVのママが娘に遺した日記 宝物だった「家族3人の愛しき日々」
以前にもがんを患い、幼いお子さんを残して先立たれたママのお話をみたことがありました。なんとも切なく、もっと一緒にいられる時間をつくってあげたかっただろうなと思いつつ、静かに静かに泣いておりました。
闘病中のママは、我が子との時間をいかに過ごせるか、一生懸命考えて過ごしていたのだと思います。その思いを考えると、切なくなります。
卵子凍結を選んだママ。闘病と将来的な妊娠・出産・子育てを見越して選んだ選択。近年は、晩婚化と出産年齢の高齢化により卵子の質に注目が浴びています。その一環として、卵子凍結の話題が多くなってきたように思います。
その中で、がんと卵子凍結の関係として、将来をみこして卵子保存をしておくという選択をしている女性がいることも事実ではあります。最悪の未来を考えての決断となるので、妊娠の直近の未来だけでなく、お子さんや家庭に対する予想をしていくことになるでしょうから、不安は強いものだろうと思うのです。
女性の場合は、大腸がんでの死亡率が高いですが、女性特有の乳がんや子宮頚がんなどの罹患率が高いこともわかっています。年齢を若くしての罹患では、転移がはやいということはなんとなくおわかりでしょうから、定期的な検診は必要だなと強く感じます。
女性を専門に整体業を行なっていますから、なにか少しでも貢献できることはないかと考えます。乳がんに関するピンクリボン運動や子宮頚がんに関するホワイトリボン運動に参加することが、なにかこれからの活動へのヒントになるかと考えているところです。
みなさんは、今後の健康について考え、なにか工夫して生活していますか?一度、こちらの記事をみていただき、今後のライフプランについて時間をさいて考えてみてもよいかもしれませんね。楽しく、かつ、充実した人生を過ごせるように。