
「妊娠後期からお腹が大きくなって背中が張ってきたな」
「朝起きてすぐに背中の張りが辛いな」
このように背中の辛さを感じることが妊娠中期から後期にかけて現れてきます
背中の張りの原因と対策方法について学んでいきましょう。
妊娠中期から後期の体の変化
妊娠6ヶ月から後期である8ヶ月頃の体の変化としては、お腹の大きさと赤ちゃんの大きさにについておさえましょう。
妊娠6ヶ月頃は、子宮底長とよばれる恥骨から子宮底の高さをみると21cmほどといわれます。
7ヶ月頃になると、子宮底長は24cmとなり、8ヶ月では、27cmと変化していきます。
どんどん子宮が大きくなっていますが、お腹の中の赤ちゃんはどのくらい大きくなってるでしょうか。
妊娠6ヶ月頃の胎児の身長と体重は、30cmで650gほど。7ヶ月では、35cmの1,000gとなり、
羊水や胎盤の重さが加わるのでお腹自体は重量が大きくなります。 8ヶ月では、40cmの1,500
gほどとなります。
中期から後期になると健診の頻度が2週間に一度くらいのペースになりますが、1ヶ月で500gほど赤ちゃんの体重が増えてる様子がエコー写真からわかってくると思います。
妊娠後期に辛くなる背中の張りの原因

妊娠6ヶ月後半から7ヶ月頃にお腹が急に大きくなると感じる方が多いです。お腹の赤ちゃんが大きくなってくるため、お腹の大きさが強まります。
大きさに合わせて、体を腰あたりからそるような状態と背中部分でお腹を支えるような姿勢になりやすいため背部の筋肉が張りやすくなります。
また、お腹が大きくなることで腹筋が弱まること、あばらが広がりやすくなること、呼吸が浅くなってくること、これらの要因も重なり背中の筋肉が硬くなりやすいのです。
次に、対策なセルフケア方法を確認しましょう。
背骨をしなやかにキャットストレッチ
妊娠中に悩みやすい背中の張り対策としては、背骨を柔軟性を整えるためのキャット運動が効果的です。
・四つ這いになります
・カーブを描くように腰から頭の順に背中を丸めていきます
・体をそるように腰から頭の順に動かします
丸める、そるの動きを3~5往復実践してみましょう。
妊娠中期から後期にかけてつらくなりやすい背中の張りと対策方法について解説しました。
快適なマタニティライフを過ごせるように、セルフケアも暮らしの中に取りいれてみましょう。