妊活

卵管閉塞から考える子宮の育て方

2021年3月14日

不妊要因の1つにある「卵管要因」。卵管閉塞について考察しています。クリニックでは処置的に造影にて原因がわかりますが、そもそもなぜ閉塞しているか考えてみましょう。

卵管閉塞は「炎症」が起こっている証

妊活についてご相談いただく方の中に、病院や不妊クリニックでの検査の中で「卵管閉塞」を指摘されたとご相談いただく方は多いです。不妊の原因の1つに挙げられる卵管要因について考察します。

炎症を起こしやすい食べ物の宝庫は「コンビニエンスストア」です。その中でもどの食べ物が、影響力が大きいか想像できますか?

基本的には、全部影響力があります。

個人的には、影響力があると考えるのは「コンビニスイーツ」です。コンビニスイーツって、けっこう目に入りませんか?甘党だからか、コンビニにはいると必ずスイーツのエリアにいきます(笑

コンビニスイーツは、甘いから体に悪そう、というイメージをもつこともあるのですが、中身をみてみるとかなり悪さをしちゃう系のものが含まれています。

トランス脂肪酸です。

トランス脂肪酸は聞いたことがありますか?バターからマーガリンを作成するうちに、できてしまった体に害を及ぼす脂です。どう悪いかというと体の中の血管に対して動脈硬化を促進させる働きをもっているのです。

このトランス脂肪酸が含まれやすいのは、たくさん生産できる、安くて、おいしいもの。つまり、コンビニにはそのようなものはたくさんあって、特にコンビニスイーツに当てはまります。

チョコレートをよくみて

よく見てほしいものは、チョコ菓子にかいている「チョコレート」と「準チョコレート」

チョコレートは、カカオをふんだんにつかっているもの。カカオの含有量がおおいほど高価になります。そこで、コストを抑えるために代わってあるものが準チョコレート。

準チョコレートは、カカオの含有量を抑えて、その代わりに脂で継ぎ足し、甘くて、おいしくて、大量生産できて安く手にはいるもの。チョコレートのようでチョコレートではないものです。

このときに使われている脂が、トランス脂肪酸が多い脂です。

このような知識がない、そしてお金がない場合に、手を伸ばしやすいのがコンビニスイーツの怖いところ。知らずのうちに、体の中に悪いものをとっていることになっているのですから。

10代の女性がコンビニスイーツをよく食べてしまう傾向にあるということが懸念されています。日本の現代の文化というか、学校帰りや、塾前の食事、部活後の腹ごしらえなど、コンビニに吸い寄せられていた記憶があります(苦笑

ご自身で振り返ってみて、そのようにコンビニを利用したことありませんか?

卵管閉塞を血流から再考察

動脈硬化を促すということは、血管に負担がかかりやすくなるので、血流が悪くなります。血圧があがります。細いほそい毛細血管の先には、血流が行き届かなくなります。

すると、体の中で炎症が起こりやすくなります。その炎症が、子宮の中、とくに卵管の付近でおこると、卵管の黄経が狭くなり、閉塞しやすくなってしまうのです。

不妊検査の1つに、卵管造影がありますが、造影剤をいれて表出されていなければ閉塞の可能性があるといわれます。炎症が起きやすい体になっているかどうかは、生活スタイルの中でも食事内容をみることで予測できます。

メモ。。。コンビニでみかけるトランス脂肪酸が多く含まれる食べ物には、「アイスクリームvsアイスミルクvsラクトアイス」。

卵管閉塞を指摘された症例

この前ご相談にきていただいた方は、病院にて不妊相談をしており、その中で「卵管閉塞」を指摘されたようです。片方の卵管だけね。その閉塞が分かる前に、タイミング療法にて様子をみていたようですが、とくに妊娠することはなく、検査の次第になったと。

そして、造影してみたら片方だけ閉塞していたと。造影剤いれる過程で閉塞していることがわかるのですが、そのまま閉塞している部分を貫通するように処置することがあります。

これ結構痛いみたいです。聞いた話だと(事実談)。採卵するときもいたいということを聞きます。痛い=内部の粘膜などに刺激が加わっているので、刺激が加わった部分には、炎症が起こります。これはつまり、人工的に炎症を引き出すことにもなっているということです。

タイミング療法がうまく行かなければ、ステップアップで「人工授精」を採用することになります。3回ほど人工授精をしたけど、とくに妊娠することはなかったというお話をききました。

「ん?」と思うことがひとつ。

造影で片方だけ閉塞していたということであれば、もう片方の卵管は閉塞していなかったということ。閉塞していない卵管の方から排卵してきた卵子があれば、人工授精でも受精するんじゃない?と思うのです。

ところが受精しなかった。これは、掘り下げるべきことなのです。体質がどうなっているのかについて。

片方が閉塞しているということは、卵管にて炎症が起こっていることが予測されるので、「炎症が起こりやすい体」ということが想像できます。炎症が起こった部位は、回復するための体の反応が起こります。

治癒です。

治すためには、エネルギーが使われます。このとき、回復には切り離せない、ビタミンBが使われてしまいます。ビタミンBは、取り入れた物質からエネルギーを作り出す過程で必須のものです。ところが、治癒に使われてしまうとエネルギーを作りだせなくなります。

エネルギーが作り出せないということは、細胞が活性化できないので、受精したとしても細胞分裂ができなくなるのです。それ以前に、体の中での生命活動が制限されます。排卵どころではなくなるので、ホルモンバランスの乱れが生じ、排卵機能が抑制されてしまいます。#かなしいよね

これが卵管閉塞由来の「不妊」の裏側。妊娠しにくり環境になっているということです。このような方は、体が疲れやすい、体力がおちた、前よりお肉がついてきた、など気になることが増えてきていると思います。

炎症を回避するには

単純明快。コンビニスイーツをやめましょう。コンビニの食品を食べることを避けたほうがいいです。本気で妊活を考えるのならば。

1ヶ月ほど実践してみると、体の調子が前よりいい感じ!と実感する声をよくききます。無性にスナック菓子や甘いものを食べたあと、調子が悪くなり、一度食べなくなったあとから、調子がよくなっていたこと、振り返るとありませんか?

まずは、「摂らないこと」

その上で、いいものを取り入れるということが大事です。ビタミンBやCなどのビタミンは体を整える必須のもの。サプリメントや酵素ジュースなど取り入れやすいものもあります。

妊婦さんから利用できるものは、産後も利用しやすいのかなと感じます。いろいろあるので、迷いますよね(汗

レビューや返金保証があるものもネット上ではあるので、このあたりを参考に調べてみましょう。私もピックアップして調べてアウトプットしていきますね^^

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  • この記事を書いた人

toru_ogara

仙台にある女性専用整体・ヘッドスパサロンの院長。女性の肩こり、腰痛、頭痛や頭皮に関する悩みについて年間約1000件のご相談を丁寧にカウンセリングのもと施術。体の根本改善を目指す方が楽しめる暮らしをサポート。 また、不妊・流産・切迫早産・帝王切開出産など自身の体験をもとにママになるためのプレコンセプションケアや産後の育児をみすえた体作りについてご案内。

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